登山をしていると無線機を携帯している人を見かける時があります
団体の各リーダーなどで連絡を取り合っているのを見ると
トランシーバーを使っている方が多いようですが
よく聞こえないなどの声を聞くことがあります
その原因の1つが出力です
出力とは無線機がどの程度の強さの電波を出せるか?です
トランシーバーのカタログなどを見ると
出力10mwと書かれた物が主流のようですが
一般的なワットという単位に直すと次のようになります
トランシーバー |
0.01W |
免許不要 |
ハンディ無線機 |
5W |
アマチュア無線4級免許 |
車載型低出力 |
20W |
車載型高出力 |
50W |
アマチュア無線3級以上 |
なんと同じような大きさのハンディ無線機でさえトランシーバーの500倍
最近乗用車などにも載せている人が増えてきた車載高出力タイプとでは5000倍の差があります
確かに市内一円と交信しようと言うわけではありませんが
いくら無免許で使えるとは言っても目鼻先とでしか話せないのでは
尾根などを挟んだり距離が離れたりする登山では実用的とは言えません
又、アマテュア無線機をお勧めするもう一つの理由として
以前は免許を取得するのに勉強をして難しい試験を受けねばならなかったようですが
近年どんどん簡略化されてきていて、最近では簡単な講習を受け
修了試験を受けるとほとんど全員が合格しているというのが現状です
但し試験に合格しても実際に免許がきて使用できるようになるまでは
かなりの日数が必要です(2ヶ月以上?)ので
興味のある方は、まずは無線機屋さんにて話だけでも聞いてみる事をお勧めします
旭無線のホームページ
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