カシミール用の基盤地図情報プラグイン試用
基盤地図情報(標高)プラグイン
2010年5月22日
前回使用記を書いてから約1年、年末に清水の舞台から飛び降りて(笑)買った新しいパソコン
CPUはi7−860&メモリ8ギガとなりましたので色々試してみたのですが
10mメッシュなんのその、みるみるうちに描画されます
マシンパワーがあるなら是非プラグインをお使いになることをお勧めします
ニペソツ山を使った使用の1例
@まずは山旅クラブのデータを使用した鳥瞰図を書きます。以前はこのままの絵を使用していました。 | |
|
|
A同じ位置からの10mメッシュを使用した午前中の時間帯の絵を描きます |
|
|
|
B同じ位置からの10mメッシュを使用した午後の時間帯の絵を描きます |
|
|
|
Cグラフィックソフトを使い3枚の画像をそれぞれに調整しながら合成するとこんな感じになります |
|
|
|
いかがでしょう?山旅クラブのみの描画より細かな陰影のおかげで立体感が出ていると思います ただこの方法には、どうしてもグラフィックソフトが必要で、無料ならGIMP・有料ならフォトショップや フォトショップエレメンツ・安価なら旧バージョンのペイントショップなど、レイヤーの描画モードを 乗算などに指定してレイヤー合成できるのであれば、たぶん同じ事が可能だと思われます。 注意点 : カシバードを立ち上げた状態で、地図を山旅と10mメッシュ間で変更すると 何故かカシバードの位置がずれますのでポイントなどを打って修正する必用があります |
−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−−− | ||||||
2010年10月18日 カシバードを使った鳥瞰図の書き方を、また少し改良したので書き留めておきます そもそもの始まりは「日本高密メッシュ標高セット」でした それまでは山旅倶楽部のデータを使い鳥瞰図を書いて満足していたのですが… ひとたび高密メッシュのデータで書かれた鳥瞰図を見てしまうと、その違いに唖然でした… ところがこれは限られたごく一部の地域のみで、北海道に至っては雌阿寒岳のみという状態。 そんな時、国土地理院より無料で全国の10mメッシュデータがもらえて カシミールで使用可能になったと知り喜んでインストールしてみたのですが 確かに詳細さでは素晴らしい!んですが…今度は見慣れたテクスチャマッピングが出ません そこで考えたのが…グラフィックソフトによる合成です 下の多数の画像は北大雪の武利岳の鳥瞰図を書いたときの実際の画像です |
||||||
|
||||||
ここまでは以前からの山旅倶楽部による鳥瞰図とそれ程違いはありません テクスチャマッピングの出方が少々変わったくらいです |
||||||
さて、問題はここからです…要は基盤地図情報のデータを陰影データとして使おうと言うのですが 色々な光の当て方をした画像を書いて合成すると、一方向のみの物より陰影がより出やすいという事です |
||||||
|
||||||
|
||||||
上でできあがった2枚の画像を更に合成し ウエイポイントやログの発色、遠景部分の白ぼかしなど、細かい修正をしたのが下画像です |
||||||
|
||||||
そして、いつものウエイポイントの解説吹出を付けた画像のできあがりです |
||||||
|